テレビPRで売上前年比500%UP?!事例から学ぶテレビの宣伝効果とは

広報担当者からよく聞かれるのが、「テレビに取り上げられるとどんな効果があるのか」「テレビ離れが叫ばれる中、テレビPRには効果があるのか」などといった、テレビPRの効果に対する疑問。本記事ではテレビPRを実施した際にどんな効果があるのか、最近の事例を紹介しながら、テレビPRの効果についてご紹介していきます。<※2019/7/11事例更新>

スタジオ実食で出演者全員が絶賛!売上4倍アップ&サイトPV数は60倍に

テレビPRで成功した企業に話を聞くと、「O.A.後に予約でいっぱいになってしまった」「O.A.後すぐに売り切れてしまった」など、売上に直結している事例があります。はじめに、テレビに取り上げられたことによって、業績を大幅に伸ばした飲食店の事例をご紹介します。

飲食店A社事例まとめ

  • クライアント:飲食店
  • 露出番組:ワイドショー、バラエティ番組
  • 露出時間:3分
  • 効果:O.A直後から売上が伸び、当日の売上は約4倍までアップ。O.Aがあった月は過去最高益となった。また公式サイトのPV数も60倍以上に跳ね上がり、新店舗OPEN時には100名以上の行列ができる結果に。

テイクアウト食品を扱うA社では、もっと多くの人に商品の魅力を知ってもらうことを目的に、テレビPRを実施。番組の担当者に直接ヒアリングする中で、該当商品のグルメ特集が実施されることを事前に把握し、そのタイミングに合わせて制作担当者に商品提供を行った結果、O.A獲得に繋りました。

番組内では店舗と商品の魅力が詳しく紹介され、スタジオ実食では出演者の全員が絶賛。A社が訴求したかったポイントまで、見事に番組内で言及してもらうことに成功しました。

O.A後は売上が6倍アップ、サイトのPV数が60倍アップと、数値的な結果が現れただけでなく、新店舗をオープンする度に100名以上の長蛇の列が出来るブームまで巻き起こりました。飲食店の集客において、テレビPRは非常に効果的であることがわかる事例と言えます。

テレビO.A.後に予約殺到で、2ヶ月待ち状態に

テレビPRで成功した企業に話を聞くと、「O.A.後に予約でいっぱいになってしまった」「O.A.後すぐに売り切れてしまった」など、売上に直結している事例があります。

食材メーカーB社事例まとめ

  • クライアント:食材メーカー
  • 露出番組:某人気料理番組
  • 露出時間:30分
  • 効果:2,000件の予約(品切れ、予約1ヶ月待ち)、新規取引先からの問い合わせ

食材を主力商材としているB社では、商品の魅力を番組内で紹介しててもらうために、テレビPRを実施。細かい情報設計のもとテレビPRを行った結果、提案した企画が採用され、見事に某人気料理番組に商品を取り上げてもらうことに成功しました。

番組内ではタレントが商品を絶賛し、理想的な露出を獲得。約30分間番組で取り上げてもらった結果、広告換算値は7億円弱にまで到達しました。またO.A.後、約2,000件の予約が殺到、一気に商品は品切れ状態となり、予約はなんと2ヶ月待ちに。SNS上の反響も大きく、O.A.後に実施したツイッタープレゼント企画にも、多数のリアクションがありました。さらに消費者からの反応だけでなく、レストランなどの飲食店からの引き合いもあり、売上アップ以外にも様々な効果を生み出した施策となりました。

応募数3万件!意外と反響の大きいプレゼントコーナー

テレビPRというと、バラエティ番組や情報番組で商品が取り上げられるイメージが強いと思います。しかし意外と見逃せないのが、ワイドショーなどでよく見るプレゼントコーナーでのパブリシティ。手軽に応募できるプレゼントコーナーでのテレビPRにも、確かな効果があります。

ブランド物販売代理店C社事例まとめ

  • クライアント:ブランド物販売代理店
  • 露出番組:人気ワイドショー
  • 露出時間:45秒
  • 効果:3万件の応募殺到、来店客数増加

ブランド物販売代理店のC社は、某人気ワイドショーのプレゼントコーナーにてテレビPRを実施。45秒ほどの商品紹介の後、プレゼントの募集を実施した結果、5枠のプレゼント枠に対して約3万件の応募が殺到。商品情報と同時に紹介した、店舗で実施中のキャンペーン情報への反応も良く、O.A.後の来客数も増加しました。

また瞬間風速的な効果だけでなく、その後の営業活動にも活かせるネタとして、一つの商品に対して3万件もの応募が殺到したという事実を作ることが出来ました。C社はこの成功体験を元に、継続的にプレゼントパブリシティでのテレビPRを実施し、着実にファンを増やしています。

20以上のテレビ番組で取り上げられ、売上前年比500%を達成

大きな広告予算を割けなくても、テレビPRで大きな費用対効果を生み出せる場合もあります。

大手家電メーカーD社事例まとめ

  • クライアント:大手家電メーカー
  • 露出番組:情報番組を中心に20番組以上
  • 露出時間:1分~10分
  • 効果:売上前年比500%達成

大手家電メーカーであるD社が、とある家電商品で実施したテレビPR。マス広告に予算を割くことが出来なかったため、時節とメディアの露出傾向を分析した上で、テレビPRを実施しました。緻密な情報設計を行った結果、20件以上のテレビ番組で取り上げられ、大量の露出を獲得(TVの他にも新聞、WEBにも多数の露出を獲得)。O.A.後の結果として、売上は前年比500%を達成し、D社史上最大のPR効果を与える結果となりました。

テレビPRで効果を得るためには

これらの事例のように、理想的な露出を獲得したテレビPRは、「売上に直結する効果」「今後の営業活動に繋がる効果」「新規事業の問い合わせが来る効果」など、目に見える効果が得られることがあります。

また上記のような成功をおさめるためには、細かな情報設計を行い、番組制作担当者とのリレーションを築いた上で、PR活動を行っていく必要があります。『経済番組の取材を受けるには?|戦略的にテレビPRを行う方法』の記事でもご紹介していますが、番組が取り上げる情報の傾向分析と、露出を狙う番組の選定は、テレビPRを行う上で非常に重要になってきます。分析と選定を行ったうえで、番組ごとに特化した情報を提供することによって、その番組内で取り上げてもらえる確度は上がります。

またテレビ局とのリレーションを持つPR会社に依頼すれば、どんな情報にバリューがあるのか、またこのネタはどうして取り上げてもらえないのか、テレビ局側からのアドバイスをもらうことも出来ます。WEBメディアに比べて取り上げてもらえる機会の少ないテレビPRは、1回では諦めずに根気強く行う必要があるため、リソースや時間を割けない場合は、PR会社に依頼することも検討すると良いかもしれません。

戦略的なテレビPRの実践については、『テレビ取材が殺到する企画書はこうやって作る!誰も教えてくれないテレビPRマル秘テクニック3選』こちらの記事をご覧ください。

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