日本市場に合わせた“甘くない”チャミスル『チャミボール』新発売|ジェニトピ

眞露株式会社が「チャミスル」ブランドから、新商品『チャミボール』を2024年9月10日より一部のコンビニエンスストアで先行発売します。日本市場に合わせた「“甘くない”チャミスル」で、世界初の缶タイプとして販売されます。

Background

ライフスタイルやお酒の飲み方、お酒の味に対する嗜好が変化してきた、20代中盤~30代の方に向けて、「甘くない」というキーワードのチャミスルを販売するのはどうかと考えたのが、開発の背景です。「チャミスル」は、動画配信サービスで話題となった韓国ドラマに登場する「緑の小瓶のお酒」として、2020年頃から大きく認知と販売が拡大したそう。そこから、幅広い世代の人が楽しむ商品となり、特に大学生を含む20代前半の購買者が多くの割合を占めていました。(詳しくはコチラ

それから4年経った現在、当時のメイン購買層が就職したり、お酒の飲み方が変化(仕事終わりの飲み会や晩酌など)したりしたことで、「チャミスルを飲む機会が減った」という声が出てきたそう。そのような、「チャミスル」というブランド自体への好感度は変わらないものの、これまで「チャミスル」を飲んでいた「友人との宅飲み」や「韓国料理店へ行く機会」が減ってきたという生活者に向けて、「日常」の中で楽しんでもらえる商品は何かと考えたことがスタートでした。

特に、そのような人は、お酒の味に対する嗜好が「甘い」から「ドライ・辛口・スッキリ」に変化してくるタイミング。それに合わせて、「“甘くない”チャミスル」という方向性で開発されています。加えて、平日の夜や夕食に合わせて気軽に飲んでもらいたいとの想いから、「RTD(Ready To Drink=開けてすぐ飲める」という手軽な缶のパッケージを採用しています。

Target
先述している通り、お酒に対する評価ポイントが、「甘い」から「甘くない」に変化してきた、20代中盤~30代の方がメインターゲット。加えて、「チャミスル」のなかでも「fresh」という、プレーンな味わいの商品を楽しんでいる方に調査をしたところ、30~40代の男性において「比較的お酒が好きで、食中酒として楽しんでいる」という声が多く、そのような方にもぜひ試してほしい商品だそうです。

Why Now?
夏の終わりから秋にかけての季節は、多くの人が暑さから少しずつ解放され、飲み物の選択肢が変わり始めるタイミング。また、その後の年末年始を見据えて、秋から冬にかけて生活者の関心を引くため、各社、この時期は新商品の発売が多くなります。眞露もその考えのもと、9月のタイミングで発売を決めたそうです。

Planning Point

「チャミスル」は、20代の認知度が80%以上の商品。その世代は、SNSを日常的に利用する割合が非常に高いため、まずはSNSでのアプローチをおこないました。具体的には、『チャミボール』の特徴である“炭酸感”を活かして、「そこは炭酸でスッキリしましょ」という、『チャミボール』が飲みたくなるような、「あるある」な瞬間を切り取った投稿となっています。今後も、そのような「あるある」も含め、より「日常」に寄り添っていけるようなプロダクトとしてのメッセージを意識していきたいと考えているそうです。

Others
引用元
『チャミボール』商品ページ

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