「どうやらうまいらしい」瀬戸しおウェブCM・OOHに迫る|ジェニトピ

株式会社栗山米菓が、『瀬戸しお』の新ウェブCM2024年9月2日より放送するとともに、CMと連動したOOH広告を展開しています。本プロモーションにおけるキャッチコピーは「どうやらうまいらしい」。今回のクリエイティブには、実際にXでポストされている「瀬戸しお」に関する投稿の中から、ユニークなコメントをピックアップし、生の声を反映しています。

Background

企画のベースは、瀬戸しおの販促プロモーションで購入率アップを狙ったものになっています。その際に大切にしたのは、“瀬戸しおの商品リピートにまつわる仮説”。瀬戸しおは『食べたことのある人の多くが「好き」と答え、はじめて食べた人も、思ったより「おいしい」と答える』という特徴があり、特定層からリピートが強い可能性があると考えたそう。この“食べればわかるせんべい”という特徴から、とにかく「一度食べてみたくなる」という心理を醸成することが鍵だと考え、今回のクリエイティブが生まれました。

Target
ひとつは、「瀬戸しおを食べたことのない人」。そして、話題化を想定し、SNSネイティブへのリーチを強く意識しています。加えて、既存の瀬戸しおファンにとっても、自分の好きなものが評価されているという「嬉しくなる気持ち」の醸成も目指したそうです。

Why Now?
CMとOOH広告のスタートは9月2日。残暑に差し掛かる時期で、暑さも下降気味となり、徐々にせんべい需要も盛り返してくる傾向にあるこの時期に合わせて展開しています。また、直前には同社のトップブランドである「ばかうけ」のプロモーションを実施していたため、栗山米菓への好意度も比較的高い状態という点も意識されています。

Planning Point

本施策の狙いは、「一度食べてみたくなる」心理の醸成のため、いかに“おいしさへの期待値”を持たせるかが重要だったそう。一方で、世の中のあらゆる食品が広告上で「おいしい」と謳っているなか、その手段も「シズル」「連呼」「タレントのレコメンド」などの飽和状態だった現状がありました。その課題を突破する方法として、今回Xコメントの引用が採用されています。

Xは、SNSのなかでも生活者の「本音」を最も可視化することのできるオープンプラットフォーム。食品の広告上で、コメントを活用した手法がまだないことにも着目しました。特に、瀬戸しおは、そのシンプルなネーミングも相まってか、X上では数えきれないほどのコメントがあり、そのほとんどがポジティブな内容だったそう。そして、それらを活用すること自体が、瀬戸しおらしさでもあり、商品力を強く証明するものだと感じ、今回の企画が実施されています。

Others
引用元
公式サイト

ジェニトピ 一覧

関連記事

  1. relay×北九州市『のれん引き継ぎプロジェクト』スタート|ジェニトピ

  2. ユニクロ初!環境に配慮された『UNIQLO LOGO STORE』オープン|ジェニトピ

  3. 暗闇で感覚を研ぎ澄ました食事を。『暗闇ごはん』開催|ジェニトピ

  4. 電気保安業界をリブランディング。『電験倶楽部』スタート|ジェニトピ

  5. 渋谷に巨大スマホオブジェ?LINEMO「#電話が苦手です」プロジェクト始動|ジェニトピ

  6. “体験”を重視したキッコーマンの「トマトケチャップ工場見学ランド」に迫る|ジェニトピ

  7. “お試し移住”で都市部の若者と地域をつなぐ。関係人口を創出する『ゆくゆく』スタート|ジェニトピ

  8. フードロス削減への貢献度を可視化。『氷結®mottainai PARK』開催|ジェニトピ