事業継承プラットフォーム『relay(リレイ)』を運営する株式会社ライトライトが、福岡県北九州市と連携し、地域で育まれてきた事業を次世代につなぐ「のれん引継ぎプロジェクト」をスタートしました。本プロジェクトでは、北九市内で愛されてきた「後世に残したいお店・味・ものづくり」をSNS・フォーム投稿で募るキャンペーン企画が実施されています。
Background
九州の玄関口であり、古くから陸海の交通の要衝として栄えてきた福岡県北九州市。半導体関連産業や自動車産業が盛んで、地域に愛され育まれてきたお店・味・ものづくりがたくさんあります。一方で、市内の事業の8割が小規模事業者であることから、近年は経営者の高齢化や後継者不在により、やむなく廃業してしまうケースも増加しています。地域を支えてきた小規模事業者の廃業は、超高齢社会を迎える地域社会において、地域経済の衰退に直結する非常に大きな社会課題です。地域に愛され、育まれてきた北九州市内の事業を未来へつなぎたいという想いから、今回の企画が誕生しました。
Target
北九州市に住んでいる方や北九州市出身の方、北九州市に思い出を持つ方、縁やゆかりがある方を主なターゲットとしています。
Why Now?
本キャンペーンは、relay×北九州市の令和6年度事業として、このタイミングで実施したそうです。
Planning Point
一般的に、どこか他人事のようなイメージがある「事業承継」。本企画では「事業継承」を「後世に残したいお店・味・ものづくり」という切り口で発信することで、より自分ゴトとして捉えてもらえるように意識しています。また、デザインも「閉店」や「廃業」ではなく、「愛される店」をイメージできるよう、ポップなデザインにしたそうです。また、SNSで気軽に投稿できるようなハッシュタグに加え、北九州市協力のもと、各施設へのポスター・チラシ配布、駅構内・バス内での広告など、生活圏内で目に留まり、認知してもらえるように、複数媒体での周知をおこなっています。
Others
●引用元