Background
同研究所は、勤労感謝の日(11月23日)を前にした2024年9月、20~80代の746名を対象に、働き方に関する意識調査を実施。その結果として現れた、以下の点に着目しました。
・「人生において大切なもの」で「仕事」は6番目
・「直近5年間で大切さが下がったもの」では「仕事」が最も高く、仕事に対する価値観が変化している
加えて、2024年3月に6か国(日本・アメリカ・中国・フィンランド・韓国・ドイツ)で実施した調査では、日本のみ「生きたい年齢=希望寿命」が81.1歳と平均寿命より短い結果に。その一つの要因として、日本人が長寿のネガティブな面だけを見て、ポジティブな面を見る人が少ないことが分かりました。
こうした結果から、同研究所は、日本人が100年人生を前向きに捉えるためには、100年の人生で起こる幸せな体験を知り、人生のポジティブな面にも目を向けることが重要だと考え、『100年人生ゲーム』を共同開発。ゲームを通じて、人生の幸福なできごとに注目する力(幸福注目力)を高めることが狙いとなっています。
Target
Why Now?
Planning Point
同研究所は、「人生100年時代のウェルビーイング」をテーマに研究に取り組んでおり、過去にもさまざまな調査リリースを発信してきました。今回は、誰もが知っているタカラトミーの『人生ゲーム』とコラボレーションすることで、より多くの人に、楽しみながら「人生100年時代のウェルビーイング」について考えてもらうことを狙いとしたそうです。
また、ゲーム内のそれぞれのマスやカードのエピソードは、同研究所の活動拠点である巣鴨の『100年生活カフェ かたりば』来店者へのヒアリングやアンケートなどで集めた、1万人以上の実体験に基づいて作成。体験談から“自分の人生に起きるかもしれない幸せな体験”を考え、100年人生のポジティブな面に注目してもらいたいとの想いも込められています。加えて、長寿化により変化していく「働き方」に関する新しい調査も実施。商品に関心のある人だけでなく、これまで継続的に発信してきた調査リリースに興味のある層にもアプローチしたいと考えているそうです。
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●引用元
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