コカ・コーラ×サントリーが取り組む『ボトルtoボトル』啓発コミュニケーション|ジェニトピ

日本コカ・コーラ株式会社とサントリー食品インターナショナル株式会社が、日本国内における『ボトルtoボトル』水平リサイクルの認知拡大に向け協業。2年目となる今回は「外でも分別」を共通テーマに、日本コカ・コーラが浦和レッズ、サントリーが鹿島アントラーズのホームゲームにあわせて、スタジアムでペットボトルの分別啓発イベントを各1日限定で実施します。
※使用ずみ製品を原料として用いて、同一種類の製品につくりかえるリサイクルのこと

Background

日本国内におけるペットボトルの回収率は94.4%、リサイクル率は86.9%と、世界と比べても高い水準です。その一方で、回収されたペットボトルが再び新しいペットボトルにリサイクルされる『ボトルtoボトル』比率は29.0%となっており、業界として2030年までに50%の比率となることを宣言しています。

日本コカ・コーラとサントリーは、これまでも各社の企業努力において業界をけん引してきましたが、さらなる『ボトルtoボトル』比率向上のためには、「ペットボトルは資源である」という認知の向上と、生活者をはじめとしたステークホルダーの理解、リサイクルに向けたペットボトル分別の協力が不可欠であると認識が一致し、2023年に啓発コミュニケーションとして協業を開始。今年度も引き続き、各社の製品においてリサイクルPET樹脂の使用を推進するとともに、各種コミュニケーション活動を通じて『ボトルtoボトル』水平リサイクルおよび「家庭外でのペットボトル分別」の普及・定着を図っています。

その一環として、コカ・コーラボトラーズジャパンと浦和レッズ、サントリーと鹿島アントラーズがそれぞれ『ボトルtoボトル』水平リサイクルに取り組んでいることから本企画が実現。分別啓発イベントを通して、『ボトルtoボトル』水平リサイクルについて知ってもらい、これまで以上に家庭の外でもきれいな分別をおこなうきっかけにしてほしいとの想いも込められています。

Target
特定のターゲットは設定しておらず、ひとりでも多くの生活者に「普段使用しているペットボトルも適切に回収されれば、再びペットボトルとして生まれ変わる」ことを知ってもらいたいと考えているそうです。

Why Now?
6月が環境月間であるということもあり、このタイミングでの実施となりました。

Planning Point

家庭内だけでなく、外出時でもペットボトルを適切に分別してもらうきっかけとするために、「外でも分別」を共通テーマにイベントを企画。協業としては、①サッカースタジアムで2社共通の『ボトルtoボトル』啓発メッセージを訴求すること ②サッカースタジアムで2社それぞれのペットボトル分別啓発イベントの実施 がそれぞれ展開されています。

日本コカ・コーラは、使用済みペットボトルが再びペットボトルとして生まれ変わること、すなわち『ボトルtoボトル』の仕組みやプロセスを、どのようにしたらよりわかりやすくかつ楽しく学べるかを意識したそう。加えて、ペットボトル素材の展示や、リサイクルの仕組みを学べるゲーム体験を通じて理解を深めてもらうことで、ペットボトルのリサイクルへの意識を高めてもらうことに注力しています。

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