メディアプロモートの流れとポイント【WEBメディア編】

WEB PRとは?の記事では、WEB PRを行う場合の一連の流れを簡単にご紹介しました。本記事では、WEBメディアに特化したメディアプロモートの各ステップをより詳しく、さらにPR視点でのポイントも踏まえ、より効果的なメディアプロモートの仕方について解説していきたいと思います。

メディアプロモートまでの道のり①【プレスリリース作成】

プレスリリースの作成では、①タイトル②写真、この2つでほば勝負が決まると言っても過言ではありません。それぞれのポイントを解説します。

1.タイトル

メディアの編集部は1日にたくさんの企業から何千通ものプレスリリースが送られてくるため、編集部がまず見る部分がタイトルになります。タイトルを見て興味がわかない限り、本文まで目を通すことはまずありません。つまり、「どれだけ良いタイトルをつけられるか」が記事化への鍵を握っているということです。

良いタイトルのポイントとしては

  1. タイトルは30文字程度に収める
  2. ニュースは何なのか、事実を正確に伝える
  3. 具体的な数字など、インパクトのある表現を使う

以上の3つが挙げられます。

先程述べた通り、編集部は短時間で大量のプレスリリースに目を通すため、長いタイトルは好まれず、パッと見た瞬間に理解できるくらいの長さ(30文字程度)が望ましいとされています。また、あまりに大袈裟で抽象的な書き方だと読み手の印象に残りにくいため、「何がニューストピックなのか」という事実を正確に伝えることを心がけましょう。同時に、意外なワードを組み合わせてキャッチーな表現にしたり、数字を活用してインパクトを作っていくと、より質の高いタイトルが作れます。

2.写真(key visual)

インスタグラムの登場もあり、メディアも「どんな画が撮れるのか」と写真映えに対して強い関心があります。つまり、プレスリリースにある写真を見て「このビジュアルで取材すれば、良い画が撮れそう」と思わせたら勝ちです。画質が良く、そしてタイトルと同様にインパクトのある(カラフルな、面白い)写真を使いましょう。

メディアプロモートまでの道のり②【プレスリリース作成】

次に、作成したプレスリリースをメディアに配信するリストを作成します。ここでポイントとなるのが、配信する情報の「切り口」をいかに見出すことができるか、ということです。

図1:メディアリスト作成のポイント

切り口とは、その情報を語るとき「主語」が何になるのか?ということです。「アイスの新商品発売」という情報の場合、「○○アイスが○月○日に新発売」というのが一般的なストレート切り口ですが、一方で「インスタ映え抜群な可愛い○○アイスが新発売」とすれば、女性系メディアにとって親和性の高い情報になります。

例えば、「タレントAがプロデュースした、○○企業のインスタ映えするアイスが○○日に発売」という情報の場合、

  1. ビジネス、経済系メディアには「○○企業が発売するアイス」
  2. エンタメ、芸能系メディアには「タレントAがプロデュースするアイス」
  3. グルメ系メディアには「インスタ映えするアイス」

というように主語が変わります。

このように、何通りの言い回しが出来るのか、その情報に存在するあらゆる「要素」を掘り起こすことができれば、その切り口に適したジャンルのメディアをリスト化できるため、幅広く親和性の高いメディアに配信することが可能です。これによって、質の高い優れたメディアリストが作成できます。

メディアプロモートのメール、電話のポイント

作成したメディアリストを元に、ワイヤーサービスにてプレスリリースを配信した後は、より掲載確度を高めるためメールと電話からも編集部にアプローチをしていきます。メールと電話のどちらにおいても重要になってくるのが、先ほどもご紹介しましたが「メディアのジャンルごとに情報の切り口を変えてアプローチする」ということです。そうすることによってプロモートした際もメディアにより親和性を感じてもらい、興味を持ってくれやすくなります。

図2:プロモートメール・電話のポイント

1.メール

プレスリリースを添付し、またそれを簡潔に要約したものを送信します。メールの冒頭に、メディアにとってニュースにできるような引きのあるポイントがどこなのか明記し、読み手にとって見やすいよう工夫することが大切です。そして場合によっては、メディアのジャンルごとにメールのタイトルや本文を変えて送信。メディアリスト作成の際に見出した切り口を元に、それぞれに適した内容にすることで、編集部の関心を引くことを狙います。

この情報がこのメディアで記事化された場合、どういう見出しになりそうか、予め想定して考えたものをいくつか記載することで、編集部に記事化のイメージを持たせやすくします。

2.電話

電話ではまず、リリースの到着確認を行います。「プレスリリース作成のポイント」でも述べたとおり、編集部は1日に大量のプレスリリースが送られてくるため、全てに目を通すことは困難です。そのため、埋もれているプレスリリースを見てもらうよう電話で促します。

気をつけるべきポイントは、実際にメディアを見て特性やコーナーなど確認し、下調べをしてから電話をかけること。また、メディアに適した文脈で話すことです。メディアのことを知らないまま話してしまうと、的確に情報が伝わらないため相手の関心度も下がってしまいます。

メディアプロモートの一連の流れとしては、はじめにメールでリリースを送ってから電話をし、リリースの到着確認をしてから本題に入る、という手順になります。メディアは常に情報に追われ忙しいので、情報の伝え方もできるだけ端的に、そして失礼のないような態度を心がけましょう。

メディアプロモート豆知識

これまでメディアプロモートにおいてのポイントをご紹介しましたが、ここでひとつ、裏テクニックとしてお伝えしたいことがあります。それは編集部の人と仲良くなることが掲載への一番の近道、ということです。「メディア」にアプローチするよりも、「個人」を攻めた方がよりダイレクトに情報を伝えることが出来ます。メールを送るときもメディアの代表メール宛てではなく、個人(メディアのライター)のメールアドレスに送ることができれば尚良いでしょう。

日ごろのメディアプロモート活動においても、編集部とリレーション構築を図っていくことが大切です。具体的なリレーション構築のポイントは、

  1. 電話の際、「御社のメディアを読んだ」という旨を伝え、感想を伝える
  2. メールの返事は即レス。スピーディーな対応を心がける
  3. プロモートして掲載されたら、すぐ御礼の連絡をする

上記の3つです。1は特に重要で、プロモートに必死で掲載の依頼はたくさんしているけれど、いざ掲載されたら安心してメディアへのアフターフォローを怠ってしまうケースがしばしば見受けられます。このような事が連続して起こると、メディアからの信頼は一気に失われ、今後のリレーションにも影響してしまいます。感謝の気持ちを忘れずに、きちんと御礼を言いましょう。

これらの上記の項目は一見簡単なように見えますが、意外とおろそかにしがちです。基本的なメディアプロモート活動に加えて、このような小さいことも徹底して行って初めて、「完璧なメディアプロモート」と言えるでしょう。

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