キリンビール株式会社が『キリン 氷結®(以下、氷結®)』ブランドより、果実農家支援やフードロス削減につながる「氷結®mottainaiプロジェクト」を発足し、新シリーズ第一弾の商品を発売します。さらに、それを記念したポップアップイベント『氷結®mottainai PARK』を2024年5月11日〜12日に開催。プロジェクトを通じた社会貢献をおいしく楽しみながら実感できる参加型のイベントとなっています。
Background
誕生から、“果物のみずみずしいスッキリとしたおいしさ”を提供し続けてきた『氷結®』ブランドは、発売以来たくさんの果物を使用し、商品・活動を展開してきました。しかし近年では、気候問題・後継者不足・肥料コストの増加など、果実農家が抱える課題はますます多くなっています。その一つに、おいしいのに規格外品となり、廃棄せざるを得ない果物の存在が。このような現状に対し、『氷結®』ブランドは果物の存在あってこそ成り立つブランドとして、果物のフードロス削減および果実農家支援につながる新たな取り組み「氷結®mottainaiプロジェクト」を発足したそうです。
Target
お酒が好きな方はもちろん、「SDGsへの関心が高い若年層」「SDGsへの関心はあるものの、なかなか行動に移せない方」をメインターゲットとし、企画しているそう。「氷結®mottainaiプロジェクト」を通じて、手軽においしくフードロスへ取り組めることを実感してもらい、SDGsを身近に感じるきっかけづくりを目指したイベントとなっています。
Why Now?
新シリーズ第一弾となる商品発売の約3週間前である4月15日にプロジェクトおよび新商品の発表をおこない、発売までに複数ジャンルのメディアを通じて情報発信することを狙ったそう。そして、発売日である5月7日の直後の週末にリアル体験イベント『氷結®mottainai PARK』を開催することで、商品だけではなくプロジェクトへの認知拡大・興味喚起も目指しています。
Planning Point
サステナブルな商品やサービスが世の中に多数ある中で、どのような切り口で情報発信をおこなえば、メディアに興味を持ってもらえるのか、お客さまの共感を得られるのかを検討し、ストーリーとキーワードの設定をしています。また、『氷結®mottainai PARK』では、商品の試飲だけでなく、果物のフードロスの実態やプロジェクトの概要、果実農家が抱える課題などを楽しく学べる展示をおこなっています。加えて、新商品『氷結®mottainai 浜なし』の購入数に応じてLEDビジョンに表示されるハートが増える仕掛けをつくり、フードロスの削減状況を可視化。「フードロス果実削減への貢献が目に見える形で実感できる場所」をコンセプトとした、体験型イベントとなっています。