“お試し移住”で都市部の若者と地域をつなぐ。関係人口を創出する『ゆくゆく』スタート|ジェニトピ

都市部からの“お試し移住”を希望する若者と宿泊施設をマッチングする、地域のための人材支援サービス『ゆくゆく』の提供が、2023年6月12日より開始しました。“お試し移住”では、寮などの住まいが用意され、水道光熱費や食費などがかかりません。2週間~6か月の期間、その施設で仕事をしながら、従来型移住でも2拠点生活でもない新たなスタイルで、移住先の人々との交流や地域ならではの余暇を過ごすことができます。

Background

2000年の創業以来、お客様を全国の温泉地・宿泊施設に送り出し、温泉旅の魅力を発信してきたゆこゆこグループ。コロナの収束に向けて観光地にも客足が戻りつつある一方で、地域における人手不足の深刻化が浮き彫りとなり、その課題解決を図る取り組みとして『ゆくゆく』が誕生しました。

“お試し移住”という形に行きついたのは、移住に関する相談件数が年々急増しているというデータがきっかけ。ここ数年、「SAGOJO(サゴジョー)」や「おてつたび」といった、関係人口の創出を目的としたサービスがリリースされ、若年層を中心にユーザー数を伸ばしていることや、ゆこゆことしてお付き合いのある宿の多くが「従業員の若返り」を望んでいることも後押しとなり、“お試し移住”というアプローチで、若年層を受け入れるきっかけづくりとなることを狙っています。
※データ出典:https://www.homes.co.jp/cont/press/report/report_00244/

Target
メインは、都市部の若者がターゲットではありますが、その他にも、コロナ禍の影響で就活に苦労している方や、「就職氷河期世代」で非正規雇用から抜け出せない方など、さまざまな背景を持っている方も見据えているそう。ゆくゆくでは、そういった方々が“住む場所を変える”ことで人生を変えるきっかけになればと考えられています。

Why Now?
コロナ禍が収束に向かい、政府から5類への意向が発表された1月末から企画を開始。観光地に人が増え始めたタイミングでのリリースとなりました。

Planning Point

宿泊施設に丁寧に説明を行い、家賃・通信費・水道光熱費、場合によっては食費まで負担してもらえるような体制を整えており、参加者の自己負担がない仕組みとなっています。また、“お試し移住”から実際の移住へとつなげるために、働くうえでのメリットだけではなく、住む場所としての魅力感じてもらえるよう意識されているそう。特に、公式サイト上の「日本全国から選べる魅力的な移住先」のコンテンツにて、その魅力を表現しています。

Others

●引用元
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000078733.html

●公式サイト
https://iju.yukoyuko.net/

ジェニトピ 一覧

関連記事

  1. 『ピノTV』開局!ピノと日本各地7つのテレビ局がコラボ|ジェニトピ

  2. 1日で30万IMP超の話題に!おもちゃのAED『トイこころ』|ジェニトピ

  3. “体験”を重視したキッコーマンの「トマトケチャップ工場見学ランド」に迫る|ジェニトピ

  4. 防災のハードルを下げる“スクショ防災”公開|ジェニトピ

  5. 人間とペット双方の防災を考える。「猫部(TM)」×LIFULLのXキャンペーン|ジェニトピ

  6. タンスのゲンが挑戦する地方活性『地域特産リデザイン』とは|ジェニトピ

  7. 姫センの特ダネが知れる『#ヒメシュンホー』とは?|ジェニトピ

  8. “まちなか水辺”の価値と魅力を伝える、水上ピクニック開催中|ジェニトピ