余剰なおせちを『おそち』として販売。おせちロス削減を目指すロスゼロの想い|ジェニトピ

もったいない食品を活かし、エシカルな消費スタイルを創造する株式会社ロスゼロが、「おせちロスをなくそう」企画の第1弾として、正月前に余剰になったおせち『おそち』を販売。おせち関連事業者が元旦お届けのために予約受付を終了するこの時期に、丁寧につくられたおせちを最後まで生活者に届けることで、ロスを減らし、少しおトクでみんなが笑顔になるお正月を提案します。

Background

年ごとに受注バラつきがあり、販売予測が難しい「おせち」は、材料の確保なども必要なため、夏ごろから準備を開始する商品です。受注数に合わせた生産数のコントロールが難しいことや、年内配送の手配集中にともなう準備のため、年末の早い段階で受付を締め切るそう。そのため、製造予定数に満たない段階で受注を締め切り、結果ロスにつながってしまう現状がありました。そこで、「おせちロスをなくそう」企画の第1弾として、お正月前に余剰になったおせちを販売。つづく第2弾では、お正月後に各メーカーで余ったおせちを販売する予定となっています。

Target
メインの購入者のターゲット層は、お正月にご家族や親戚とおせちを楽しみたい方。加えて、以下のように、作り手・食べ手・環境がWin-Win-Winになるようにターゲティングされているそうです。

1.おせちメーカー:おせちはもともと、賞味期限が長い味付けであり、かつ製造直後に急速冷凍しているため、冷凍賞味期限は1月末、もしくはそれ以降の場合が多い。何の問題もなく食べられるので、本来はお正月を過ぎても販売したい。
2.消費者:おトクなお買い物が、社会貢献に。エシカルなお正月を実現し、新年の福招きにも。
3.環境:廃棄コストと環境負担を減らすとともに、作り手に経済的なプラスが見込める。

Planning Point

「おせち料理は、実は夏から準備が必要であり、材料調達の調整が難しい」という、“ロスになる理由”や“ストーリー”を伝えること、そしてそれを『おそち』というキャッチーな言葉と新しい考え方で、楽しく食品ロス削減を促すことを意識しているそう。また、こうしたロス削減の商品は、大幅に値下げをされることもありますが、『おそち』ではできるだけ正規価格に近い値段で販売し、食品メーカーにもメリットがあるようにすることで、取り組み自体も持続可能になっていくよう工夫されています。

Others
●引用元
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000059829.html

『おそち』販売ページ
 https://losszero.jp/collections/osochi24

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