2023年4月21日、前橋市の前橋南インターチェンジ近くに、ユニクロの新しいロードサイド店舗『ユニクロ 前橋南インター店』がオープンします。これまでのロードサイド店を見直し、「お客様が集う店舗」「ユニクロの企業姿勢を知っていただく店舗」として位置づけられ、外観にはオブジェのような巨大なロゴが設置されています。加えて、ユニクロで初めて、「ユニクロが環境のためにできる数多くのこと」にチャレンジした店舗設計になっている同店。主に、店舗における消費電力を抑えるため、9つの工夫が装備されています。
Background
ユニクロを運営するファーストリテイリングでは、2021年12月に「サステナビリティ主要領域2030年度目標とアクションプラン」の策定を行っています。その中の「温室効果ガス排出削減に向けた目標と具体的取組み」として挙げられていたのが、「店舗での省エネルギーの取り組みにより、電力使用量を削減。ロードサイド店舗で約4割、モール店舗で約2割の削減を目指す。」というものでした。今回の『ユニクロ 前橋南インター店』での取り組みは、その目標達成のためのひとつとして位置づけられています。しかし、『ユニクロ 前橋南インター店』は、あくまで“プロトタイプ”だそうで、2030年への目標達成に向けて、「いまできることを詰め込んでみよう」といったチャレンジの意味合いが強いようです。
Target
『ユニクロ 前橋南インター店』の周辺は、コストコ・カインズホーム・IKEA(2024年オープン予定)などの店舗があり、衣食住がなんでも揃うエリア。インターチェンジが近くにあるため、地域住民の方もちろん、関東全域のお客様を対象に来店してもらえるような店舗を目指しているそう。性別年齢問わず、オールターゲットであるユニクロだからこそ、誰でも気軽に来てもらえるような店舗になっています。
Planning Point
人々が集う居心地の良い快適な空間を目指して、洋服だけではなく生花の販売やカフェスペースを設け、ユニクロコーヒーの販売も行っています。このような“空間”や“洋服以外”に目を向け始めたきっかけは、コロナ。2020年当時、コロナや不景気で落ち込んでいた世の中を見て、柳井正社長が「服を売るだけではなく、生活に彩りを加えられるようなサービスを提供しよう」と考えられたそうです。そして、2020年にオープンしたのが『ユニクロパーク』。この時、生花の販売を開始し、反響も良かったことから、今回で北関東初・16店舗目の展開に至っています。
Others
●引用元
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000027384.html