森永製菓株式会社が取り組む、カカオ生産国の子どもたちを支援する活動「1チョコ for 1スマイル」において、「1チョコ for 1スマイル サマーキャンペーン」を2024年8月19日~9月8日の期間で実施しました。今回のキャンペーンは、「1チョコ for 1スマイル」の活動開始後、16年間で初めての取り組み。対象SNSツールでの1アクションにつき10円を、国際NGOプラン・インターナショナルと日本生まれのNGO ACE(エース)を通じて、エクアドルとガーナの子どもたちの支援につなげます。
また、このキャンペーンに伴い、2024年9月1日には「チョコ×アイスでひんやり!カカオの国のことを学んで笑顔を届けよう – 1チョコ for 1スマイル サマーイベント」を開催。「カカオ」を使用したアイス商品を活用しながら、クイズ形式で「1チョコ for 1スマイル」やカカオ生産国について学びを提供しました。
Background
「1チョコ for 1スマイル」は、森永製菓が2008年から続けている活動です。支援パートナーである国際NGOプラン・インターナショナルと、日本生まれのNGO ACEを通じて、ガーナなどカカオ生産国の未来を担う子どもたちの教育環境改善や児童労働問題への取り組みを、商品の売り上げの一部を使って支援してきました。
今回のキャンペーンは、カカオの国のことや「1チョコ for 1スマイル」の取り組みに関する“学び”のアクション(投稿・行動)が、カカオの国の未来を担う子どもたちへの支援につながるもの。まずは、知ることがカカオ産業のサステナビリティ向上への一歩となり、カカオの国の子どもたちの笑顔の“たね”になると考え、企画されています。また、「チョコレートを⾷べる⼈も、カカオの国で学ぶ⼦どもたちも、みんなの笑顔を未来につなぎたい。」という森永製菓の想いも込められているそうです。
Target
Why Now?
これまで、「1チョコ for 1スマイル」は、年に1回の特別期間(2024年は、1月5日〜2月14日)のみのキャンペーン開催となっており、なかなか認知を広げることができていなかったそう。カカオ生産国の問題は、日本のバレンタイン期間だけに起こっているものではないため、バレンタインを意識した特別期間以外でも活動を知ってもらう機会が必要だとの考えもあり、企画が進みました。
加えて、今年は4月頃からカカオ豆の取引価格が高騰しており、生活者にも少しずつそのニュースが広がっています。そんな今だからこそ、「1チョコ for 1スマイル」の取り組みだけでなく、カカオ生産国に目を向けてもらえる機会になるのではと考えたそうです。
Planning Point
「1チョコ for 1スマイル」の取り組みで大切にしていることは、「参加型の企画」であるということ。あわせて、今回のキャンペーンには、「『1チョコ for 1スマイル』の取り組みを通じて、もっと現地のことを知ってもらいたい」「いつの間にか参加していた、ではなく能動的に意義を感じながら参加してもらいたい」といった想いが込められています。
そのため、各種SNS(X、Instagram)上でおこなわれる、いいね・リポスト・投稿などの“アクション”や、イベントでの「1チョコ for 1スマイル」やカカオ生産国の課題を知り、クイズに答えるという“アクション”を通じて、少しでも自分ゴトとなり、認知の質を高められるように意識したそうです。
また、参加者へのメリットもしっかりと提示することで、自分たちもカカオの国の子どもたちも笑顔になれるような取り組みを実現しました。
Others
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