概要
『タドれるチョコ』は、カカオ生産における児童労働などの社会課題に着目し、販売価格の一部が、カカオ生産国の社会課題解決のために使われる応援金付きチョコレート。ユニークなのは、ブロックチェーン技術を使って、生産地で実際にどのような支援が行われたのかをたどり、記録できる特徴をもつ点です。同製品は、ブロックチェーン技術を使って“顔の見える電気”を販売するUPDATERが運営する『TADORi』が企画したもので、同技術を使って支援活動やサプライチェーンをトラッキングし、透明化しています。同社は、児童労働など、人権問題に関心のある企業との協賛企画もあわせて展開し、実効力のある社会貢献のあり方を企業へ提案しています。
PRポイント
同社は、衣食住の分野において、ブロックチェーンを活用した社会課題解決型商品を企画・生産。「顔の見えるライフスタイル」を提案するオウンドメディア『TADORi』での販売や、 寄付付き商品・サービスを扱う事業者や、クラウドファンディング・募金活動を行う事業者に対し、寄付金の流れを可視化する当社システムの導入提案をしています。それにより、利用者に「応援の気持ちがきちんと届いている」という安心感や、信頼を広げる活動なども行う予定で、今回のチョコレートでの実証をゴールとせず、これを皮切りに、今後の展開に関しても積極的に公開している活動姿勢が共感を生むと感じました。
出典
●https://tadori.jp/product/tadori_original_chocolate/
中野 さやか
マテリアルグループ株式会社 Eagleリーダー
2017年4月マテリアルに入社。プロデューサーとして日用品メーカー・ホテル・大手外食チェーン・スタートアップなど多種多様なブランドを50社以上支援。2021年9月からマテリアルグループのCD本部マーケティング局に移り、コーポレートブランディングとサステナビリティプロジェクトのリーダーを務めている。趣味は植物と料理、ピクニック。【受賞歴】ACC:ブロンズ/CODE AWARD:GOOD EFFECTIVE/PRアワードグランプリ:ブロンズ