フードロス削減ボックス『fuubo』|ZERO株式会社

概要
『fuubo(フーボ)』は、まだ美味しく食べることができるにも関わらず、納品期限切れや季節限定パッケージなどにより、場合によっては廃棄されてしまう可能性のある食品を、お得に提供しているフードロス削減BOX。2023年は『fuubo』を駅や企業のみならず、大学や病院、宿泊施設等に累計69台設置し、フードロス商品の提供を幅広い方法でおこなってきました。 また、『fuubo』を展開するZERO株式会社は、より“身近で・便利で・不可欠な”存在となっていけるよう、『fuubo』の活用手段・役割を多様化していく必要性があると考え、2023年9月1日「防災の日」に合わせて、無人販売機である『fuubo』に災害備蓄品をストック。フードロスの販売・提供だけでなく、災害救援販売機としての役割を担わせ、インフラ機能の拡充をおこなうことを発表し、オフィスビルである青山ファーストビルを第1弾として、現在では順次全国に展開しています。

PRポイント
こういった取り組みは、「企業からの一方通行になってしまわないか」が、実施する上での懸念となりますが、『fuubo』はただ設置するだけでなく、その地域・場所に合わせて商品の品ぞろえを変えていることが利用者からの好評につながっています。たとえば、東京都台東区役所では、菓子やカップラーメン、観光地である浅草の人気土産・金太郎あめなどが並び、富山県富山市の野村病院では、健康食品を中心とした商品が並んでいます。利用者のインサイトを捉えることで、フードロスやCO₂ 削減の効果までも得られているのだと思います。 また、次なる社会貢献として取り組み始めている『災害救援販売機』では、9月1日防災の日に取り扱いを発表するなど、メディアが取り上げやすいタイミングでリリースを撒くことをはじめ、適切なタイミングで情報発信をおこなっています。『災害救援販売機』は、災害の発生によりライフラインが寸断されてしまった場合、その復旧や支援物資が届くまでの期間、『fuubo』をフードロスや衛生用品等を提供するインフラとして活用することができます。企業のサービス×社会課題が上手く結びついており、「なぜ『fuubo』を活用するのか」を明確にしている部分がいいと思いました。

出典
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000065.000100036.html

Sustainability Action 一覧へ戻る


菅原 雄飛
株式会社マテリアル ブランドプロデューサー/Eagleメンバー
2021年12月にマテリアルに入社。プロデューサーとして、日用品や食品メーカー、施設など多種多様なジャンルのPR業務に従事。SDGs/ESGを専門としたマテリアル内チームを兼務。趣味はラグビーと映画鑑賞。

人気記事 新着記事

ARCHIVE

  1. ハーゲンダッツ ジャパン創業40周年記念で“体験…
  2. 『旅する喫茶』はなぜ人気?地方創生にも寄与する“…
  3. ユーザーの約70%がZ世代!クレカ『Nudge』…
  4. ドミノ・ピザが“シェイクだけ”の専門店を期間限定…
  5. つくば市×ヘラルボニーが“福祉の魅力”を持ち寄る…
  6. 梅雨の渋谷は傘が必要ない?!東急不動産HD×アイ…
  7. “最高の朝食体験”で話題の『The BREAKF…
  8. コカ・コーラ×サントリーが取り組む『ボトルtoボ…