【オンライン出版記念イベント】熊本から世界へ!世界中で話題を呼んだ熊本県八代市の「食べられるお箸」は、どのようにして生まれたのか?
日本文化に欠かせない畳の原材料、いぐさ。温暖な気候と豊かな水に恵まれた熊本県八千代市では、約500年前からいぐさの生産が盛んであり、生産量は全国トップを誇ります。
しかし2016年頃になると、海外産の安価ないぐさの増加や、日本家屋の減少に伴う需要減により、かつて1万戸以上あった熊本県のいぐさ農家は500戸程度まで減少。そこでマテリアルでは、国産いぐさが栄養豊富で無農薬という点に着目し、新たな需要を作り出すため、八千代市産のいぐさを使った「食べられるお箸」を生み出しました。
ローンチ後、海外版ロケットニュースをはじめ、10カ国以上の海外メディアで取り上げられ、さらにアメリカの大手航空会社機内誌にも掲載され世界中で話題となった「食べられるお箸」。畳の原材料であるいぐさを、「健康食材」としてリブランディングした施策の裏側には、多くの地域とのコミュニケーション、そして地域と社会を結ぶために描かれた、緻密なストーリーがありました。
本イベントは、そんな「食べられるお箸」のほか、10個のPRストーリーの舞台裏が紹介された10月8日発売の書籍『広報の仕掛け人たち〜顧客の課題・社会課題の解決に挑むPRパーソン〜』(宣伝会議出版)の出版記念イベントです。今回は、本書籍のライティング、編集担当であり、ひなた宮崎経済新聞の副編集長と編集長でもある恒吉浩之氏と田代くるみ氏を招き、当時の「食べられるお箸」プロジェクト担当であるマテリアルの近村と「社会と地域を結ぶPRストーリー」をテーマにディスカッションを行います。
登壇者への質問も事前に受け付けております。
是非、お申し込みフォームの質問欄へご自由に記入ください。
◆ ストーリー設計と情報拡散の両軸から地方創生について学ぶことのできるプログラム
人々が話題にしたくなる地方創生施策は、何をターゲットやゴールとして設定し、どのようなPRストーリーで設計されるのでしょうか。またローカルメディアは、そのPRストーリーをどのように捉え、何をどのように発信することで、地域と社会の繋がりを創り、地域から日本全国へ情報を広げていくのでしょうか。
このプログラムでは、ストーリー設計と情報拡散の両方の視点から、地方創生や社会課題解決に関するノウハウをお届けします。
第一部:
パネルディスカッション
モデレーター:恒吉 浩之氏(Qurumu合同会社・ひなた宮崎経済新聞副編集長)
パネリスト:田代 くるみ氏(Qurumu合同会社代表・ひなた宮崎経済新聞編集長)、近村 洋輔(株式会社マテリアル シニアプランナー)
第二部:
質疑応答コーナー
◆ 下記に当てはまる方にオススメの内容となっております
✓マーケティング/宣伝/広報のご担当者
✓自社のプロモーションにお悩みの方
✓地域に関連したプロモーションをお考えの方
✓地域から全国に情報を届けたい方
◆ 講師情報
Qurumu合同会社・ひなた宮崎経済新聞副編集長
恒吉 浩之氏
1973年、旭川市出身。中央大学商学部卒業後、出版社に勤務、パソコン誌、カルチャー誌の編集者として新雑誌の立ち上げなども行う。その後、2003年に独立、編集者・ライター・デザイナーとして書籍『ヤフージャパン公式ガイドブック』『動物ちょっといい話』や、雑誌、ムックなどの編集、原稿執筆などを担当。現在は、「ひなた宮崎経済新聞」副編集長を担当。ママの就労支援事業「MiyaFaM」の代表も務める。現在は宮崎を餃子日本一の街にすべく、メディア出演などこなしながら「宮崎餃子」の普及に奔走中。
Qurumu合同会社代表・ひなた宮崎経済新聞編集長
田代 くるみ氏
1989年生まれ、宮崎県都城市出身。早稲田大学政治経済学部卒。在学中に大手広告代理店へインターンし、卒業後は編集プロダクションへ入社。フリーライターを経て18年9月に宮崎市内にPR・編集を手掛けるQurumu合同会社を設立。広域宮崎圏のニュースをデイリーで配信するネットメディア「ひなた宮崎経済新聞」を立ち上げ、自ら編集長を務める。現在はライター養成講座も開講しながら東京にも定期的に足を運びつつ、引き続き自らニュースメディアや書籍のライティング業務なども担う。2020年12月には宮崎の繁華街・ニシタチに「スナック入り口」をオープン予定。
株式会社マテリアル ストーリーテリンググループサブマネージャー兼PRプランナー
近村 洋輔
大学時代にPR会社でのインターンを経て業界に興味を持ち、2016年に新卒でマテリアルに入社。1年目に熊本県八代市産いぐさを使った『食べられるお箸』プロジェクトのディレクションを担当。その後、営業部署を経て、2019年9月にストーリーテリンググループサブマネージャーとして就任。プランナーとして『バーミキュラフライパン』のキャンペーン設計などさまざまな案件に携わりながら、チームをより強固なものにするためマネジメント業務にも従事している。今年10月には、広報会議11月号『次世代の”広報の仕掛け人に聞く”』連載に「PR会社で活躍する若手・中堅のPRパーソン」としてインタビューが掲載。関心領域はソーシャルグッドやSDGs。
開催概要
日時 | 2020年11月4日(水) 16:00~17:30 |
---|---|
受講費 | 無料 |
定員 | 150名 |
参加申込期限 | 11月4日(水)11:00 ⇒ 14:00迄延長 |
参加方法 | オンライン実施 ※申し込みされた方には、参加用URLをお送りします。 |
プログラム | 15:50 受付開始 16:00 第一部:パネルディスカッション「社会と地域を結ぶPRストーリー」 17:00 第二部:質疑応答 17:30 終了予定 |
主催 | 株式会社マテリアル |
お申し込みは締め切りました
たくさんのご応募ありがとうございました。